ウクライナ軍が南部へルソン州の一部を奪還して以降もロシア軍の攻撃は続いていて、およそ2週間で、ウクライナの民間人32人が死亡しました。
ウクライナの警察トップは26日、ウクライナが奪還した南部へルソン州の状況をフェイスブックに投稿し、「毎日、ロシア軍の攻撃にさらされ住民が殺されている」と述べました。
ウクライナ軍が州都へルソン市などを奪還して以降、およそ2週間で32人が殺害されたとしています。
攻撃の激化を受けてへルソン市から脱出を試みる人が相次ぎ、車列は1キロほどに及んだということです。
ロイター通信によりますと、ロシア軍は現在、ドニプロ川の東岸からへルソン市に向けて攻撃しているということです。
一方、ゼレンスキー大統領は26日、首都キーウで穀物の輸出促進を目的に国際会議を開きました。
新たに公開した動画で「食料の安全は安全保障の主要な要素だ」と述べ、「飢えを武器として使うことがあってはならない」と強調しています。
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