台湾で統一地方選挙が実施され中国との融和路線を押し出す野党・国民党が躍進しました。与党の民進党は敗北する見通しとなりました。
26日に投開票された台湾の統一地方選挙では、21の県や市の首長、地方議員などおよそ1万1000人が改選の対象となりました。
台北市や新北市など主要な都市では中国との融和路線の維持を打ち出す野党・国民党の候補が相次いで当選を決めました。
21の県や市の首長選挙のうち、与党・民進党の候補者が当選を決めたのは5県だけで、一部の台湾メディアは「与党が大敗した」と報じています。
台湾の次の総統選挙は2024年1月に行われる予定ですが、今回の野党の躍進が影響を与える可能性があります。
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