旧統一教会への質問権行使について、文部科学省の質問内容が了承されました。初めて質問権が行使されることになります。
斎藤法務大臣がきょう視察したのは、「法テラス」に引き継がれた旧統一教会などの被害救済のための電話相談の窓口です。
斎藤健法務大臣
「良い連携で相談に応じることができているのかなという印象を持ちました」
先週月曜日から5日間で169件の相談が寄せられ、半数近くは金銭トラブルに関する相談だったということです。
伯井美徳文部科学審議官
「本日の審議会では旧統一教会に対して報告を求める内容と、その理由についてこの後諮問をいたします」
その旧統一教会をめぐって、きょう大きな動きがありました。
文部科学省は旧統一教会に対する質問権行使について、質問内容を宗教法人審議会に諮り意見を求めました。質問権は宗教法人が「著しく公共の福祉を害する行為」などが疑われる場合に文科省が行使することができます。「回答」によっては文科省が裁判所に解散命令を請求し、認められれば宗教法人格が剥奪されることになります。
関係者によりますと、質問内容には、裁判所が旧統一教会や信者の不法行為を認めた22件の判決のほか、組織状況の確認などが盛り込まれるということです。
先ほど審議会の担当者が取材に応じ、「質問内容が了承された」と明らかにしました。
質問権の行使は1996年に宗教法人法改正で規定ができて以来初めてで、今後、書面を旧統一教会に送付し、期限までに回答を求めます。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html