盗撮をした元開業医に、執行猶予付きの有罪判決です。
判決によりますと、岡山市北区の元開業医・藤原大輔被告(47)は去年5月、岡山市の小学校と中学校で健康診断を担当した際、上半身が下着姿だったり胸を露出した状態の女子生徒と女子児童、あわせて26人を盗撮するなどしました。
これまでの裁判で藤原被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年6ヵ月を求刑。弁護側は執行猶予を求めていました。
15日の判決で京都地裁は「歪んだ性癖を児童に向けた経緯に酌むべき点はない」と指摘しました。
一方で「半数以上の被害児童の保護者と示談が成立し、開業医としての職を失っている」として、懲役2年6ヵ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。