健康上問題なく暮らせる「健康寿命」を伸ばそうと、新潟県はスーパーマーケットなどと連携し、健康に配慮した商品の開発を推進。１１月１０日、その試食会が開かれました。
【松村道子キャスター】
「健康に配慮したというお弁当や総菜が並んでいます。県が目指すのは『新潟に住んでいるだけで自然と健康になれる』という姿です」
県はスーパーなど１２社と連携し、健康に配慮した商品を「からだがよろこぶデリ」として登録。現在、約５０の商品が販売されています。
一般的な弁当で４ｇ～５ｇ使う塩分を３ｇ～３．５ｇ未満に抑えるなど、いくつかの基準を満たし、登録された商品には認証マークが付与されます。試食会に参加した橋本副知事は冒頭…
【橋本憲次郎 副知事】
「実は、去年７月に新潟に着任してから、１年で２ｋｇ太ってしまって」
新潟のおいしいコメと酒が体重の増えた理由だと話していましたが…
【橋本憲次郎 副知事】
「『ヘルシーなので薄味』という印象がすごく逆転したような感想を持った」
新潟県の健康寿命は男性で７２．６１歳、女性で７５．６８歳。県は健康寿命と平均寿命の差を縮めることを目指しています。参加するスーパーも、健康に配慮した商品の開発に意欲を見せます。
【マルセン 太田雅悠 専務取締役】
「お客様の健康寿命が延びれば、我々も地域社会で長くスーパーとして営業できる」
県によりますと、「からだよろこぶデリ」に登録後、４０％近く売り上げを伸ばした商品もあるということです。県は今後さらに参加店舗や商品を増やしたい考えです。
