アメリカでインフレが和らぐとの見方が強まり、円相場は一時6円以上、円高が進み株価も大幅に上昇しています。
(経済部・本田紗衣記者報告)
注目されていたアメリカの経済指標の結果が、急激な円高と株価の上昇をもたらしました。
10日に発表されたアメリカの消費者物価指数は伸び率が縮小し、市場の予想も下回りました。
この結果を受けて、アメリカのインフレが和らぎ、利上げペースが減速するという期待が広がりました。
金融緩和を続ける日本との金利差が縮まるとの見方からドルが売られ円が買われて、一時6円ほど円高が進みました。
この動きに財務省関係者は介入の有無を明かさず、騒ぎすぎだと指摘しています。
ダウ平均株価も1201ドル高と今年最大の上げ幅でした。日経平均株価もその流れを受けて一時800円以上、値上がりし、およそ2カ月ぶりに2万8000円台を回復しました。
マーケットは、今後もアメリカの経済指標に振り回されそうです。
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