現代中国政治が専門で前防衛大学校長の國分良成さんに、異例の3期目に入った習近平新体制や国内情勢、台湾武力統一の可能性などについて聞いたBSテレ東の「NIKKEI 日曜サロン」の映像をお伝えします。
習近平総書記の3期目が決まった中国共産党大会について、「習近平による習近平のための党大会だった。問題は権力を取ること自体が目的化していることだ」と指摘し、権力は集中したものの、習氏が何をしたいのか中身が見えない党大会だったと振り返りました。
その党大会の閉幕式で、胡錦濤前総書記が途中退席し憶測を呼んでいることについて、「2期同一のポストに就いたら終わるという共産党の規定があり、その規定は胡錦濤総書記の時代に決めた。その規定を変えないまま習近平はやっている。そこに怒りがきているのではないか」と分析しました。
台湾統一を巡り、習近平総書記が武力行使の可能性を否定しなかったことについて、「台湾問題は米中関係全体の中の最も大きなテーマになってきた。こうなったら抜き差しならぬことになるかもしれない」と述べました。
◆BSテレ東 「NIKKEI 日曜サロン」
毎週日曜日 朝9時30分~
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/official/sundaysalon/
WBS、モーサテ、ガイアの夜明け、カンブリア宮殿などが見放題!
「番組未公開」コンテンツも盛りだくさん。
日本最大級の経済動画配信サービス「テレ東BIZ」。
▼▼「テレ東BIZ」はこちら(入会月無料)▼▼
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/lp/?utm_source=youtube&utm_medium=meta