中国共産党の習近平総書記の異例の3期目がスタートしました。指導部から20年ぶりに女性が「ゼロ」となりました。
北京で23日、中国共産党の幹部人事を決める「一中全会」が開かれました。
指導部にあたる中央政治局員24人のリストに女性の名前はありませんでした。
22日に終了した党大会では、新型コロナ対策の陣頭指揮を取ってきた女性唯一の政治局員・孫春蘭副首相の引退が決まり、今回の人事で2002年以来、20年ぶりに指導部から女性がゼロとなりました。
中国では憲法で政治の男女平等がうたわれているほか、習総書記はこれまで「女性は天の半分を担う重要な役割を果たしてきた」などと強調してきました。
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