円安が止まりません。先週、32年ぶりの円安水準を更新した円相場ですが、現在も1ドル=148円台の後半で取引されています。
きょうの東京市場の円相場は、朝から1ドル=148円台の後半で推移しました。現在も、次の大きな節目である150円台を伺う状況になっています。
円安の大きな要因は日本とアメリカの金利の差ですが、日本銀行の黒田総裁は衆議院の予算委員会で、現在の大規模な金融緩和を継続し、金利を引き上げない考えを改めて示しました。
日本銀行 黒田東彦総裁
「物価安定の目標を持続的安定的に実現することが必要であり、金融緩和を継続することは適当であると考えています」
一方、アメリカのバイデン大統領は15日に、「ドル高は懸念していない」と話しました。
アメリカではインフレ抑制のための金利の引き上げが続く見通しで、円を売って利回りの見込めるドルを買う円安の流れは変わりそうにありません。
市場関係者は「1ドル=150円台の節目は間近だろう」としたうえで、「政府・日銀が為替介入することへの警戒感が一層高まっている」と話しています。
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