きょう始まった中国共産党大会では、習近平国家主席の演説が行われました。およそ2時間に及んだ習主席の演説を中国の人たちはどう受け止めたのでしょうか?北京から報告です。
市民にとっては今後のコロナ政策がどうなるのかが大きな関心の一つとなっています。
北京市民
「適度に対策を緩和してほしい。そうしないと各地の経済が悪くなる」
「コロナの影響でご飯を食べられない人や物が売れなくてやめた人もいる」
今回の習主席の演説で最も印象深かったのは、台湾統一について発言した時の声の力強さと、その後30秒も続いた会場からの拍手の長さです。
また、習首席が5年前の演説ではなかった「武力行使」という強い言葉を使ったのも印象的でした。今回の党大会では最高規則に当たる「党規約」が改正されるのですが、ここに「台湾統一」という文言が入るかどうかは焦点の一つです。
また、国家安全保障の確保というテーマが全面に打ち出されたのも今回の特徴といえそうです。
対象分野は広く、食糧やエネルギー、サプライチェーンも入っていて、今後、中国で展開する外国企業などはより厳しい制約を受ける可能性もあります。
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