「第2のふるさとに戻ってきた」。
5回目となる、無重力の世界での暮らしが始まった。
宇宙飛行士・若田光一さん(59)らを乗せ、宇宙へと旅立った民間宇宙船「クルードラゴン」。
打ち上げからおよそ29時間後、ISS(国際宇宙ステーション)に搭載されたカメラには、宇宙空間をゆっくりと進むクルードラゴンの姿が。
そして、日本時間午前6時過ぎ、ISSとのドッキングに成功。
無事にISSに到着した若田さんは、すでに滞在している宇宙飛行士らと笑顔で抱き合った。
宇宙飛行士・若田光一さん「無重力の世界に戻ってこられてうれしい。わたしにとって第2のふるさとに戻ってきたようだ」
また、7日夜、宇宙から更新されたツイッターでは、ISSについて、「懐かしい出張先に戻ってきた印象です」とコメントした。
現在59歳の若田さんにとって、今回が日本人最多の5回目の宇宙飛行となり、日本人宇宙飛行士としては最高齢でのミッションとなる。
一方、今回ともに宇宙を旅した3人は、いずれも初飛行で、歓迎セレモニーの際には、早速無重力空間を楽しむ様子も。
ベテランとしてチームをまとめることも、今回の若田さんのミッションの1つとなる。
今後は、ISSにおよそ半年間滞在し、将来の月や火星探査を想定した液体の動きに関する実験などを行う予定。
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