ロシア国防省は、ウクライナ東部・ドネツク州のリマンからロシア軍が撤退したと明らかにしました。併合宣言の翌日の撤退はプーチン政権にとって政治的にも大きな打撃となっています。
ウクライナ軍は9月30日、ドネツク州の要衝であるリマンにいる5000人以上のロシア軍を包囲したと発表しました。ロシア国防省が1日、撤退を認めました。
ウクライナ4州の併合宣言の直後に支配地域を奪還されたことでプーチン氏の支持層からも強い批判が出ています。
チェチェン共和国のカディロフ首長は1日、リマンからのロシア軍の撤退について中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官の失態だと猛烈に批判しました。
そのうえで、低出力の核兵器の使用など抜本的な措置を講じる必要性があるなどと主張しました。
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