韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、ニューヨークでアメリカを侮辱する発言とされる場面がカメラにとらえられ、波紋を呼んでいる。
国連総会に出席するためアメリカのニューヨークを訪問していた尹大統領は、バイデン大統領主催の国際会合に出席した。
記念撮影が終わり、朴(パク)外相らと歩いていた時だった。
尹大統領「国会でこの野郎どもが承認してくれなければ、バイデンは赤っ恥だ」
「この野郎ども」という言葉がアメリカの国会議員をさし、アメリカ議会を侮辱したと報じられた。
また、この「この野郎ども」という言葉は、下品な俗語であったことから、動画は韓国のネットで一気に拡散している。
韓国でも尹大統領の発言が注目されていて、関連ニュースの再生回数は500万回を超えている。
SNSでは、「この野郎ども」という言葉がトレンドワードとなり、書き込みは7万件以上にも。
韓国の最大野党の「共に民主党」は、「国の品格を大きく失墜させた」と大統領を批判した。
最大野党・共に民主党「尹大統領が引き起こしたことは暴言事故、爆弾発言ではないか」
一方、この会話の当事者の1人である朴外相は、「アメリカとは関係のない発言。常識的に考えて、大統領がアメリカを非難する理由がない」と反論している。
荒っぽい言葉遣いをこれまでも度々指摘されてきた尹大統領。
政権は記録的な支持率の低迷が続いている。
FNNプライムオンライン
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