私たちが新型コロナウイルスに感染した時の「届け出」について見ていきます。
医療機関で次の4つのポイントから重症化リスクが高いと判断された人は、これまで通り、医療機関が保健所に感染者の発生届を提出します。そのポイントは…
▼65歳以上の人
▼入院が必要な人
▼重症化リスクがあり、治療薬の投与など必要な人
▼妊娠している人
一方で、重症化リスクのない人が医療機関で陽性と判明した場合、本人が「陽性者登録・フォローアップセンター」に名前や住所などをウェブで登録。症状に変化が起きたときは、健康相談やオンライン診療が受けられます。
また、感染した人はこれまで、低リスクの人も毎日の健康観察を入力していましたが、その報告はなくなります。希望者は、パルスオキシメーターの送付や食料支援も引き続き受けることができます。
医療機関や保健所・行政の負担を軽減しながら、感染した人自身も協力することで、それぞれの健康を守っていくという新しい段階に入りました。