秋田県由利本荘市の医療機関で、保管期限を過ぎた小児用の新型コロナワクチンを誤って接種していたことが分かった。
保管期限を過ぎた小児用の新型コロナワクチンを誤って接種していたのは、由利本荘市の医療機関。22日、該当の医療機関から由利本荘市に報告があったことで発覚した。
小児用のファイザー製ワクチンは、冷凍状態での有効期限が9カ月から12カ月に延長されていて、各市町村から医療機関へは、冷蔵の状態で渡される。
冷蔵での保管期限は70日間で延長になっていないが、医療機関の担当者が期限の認識を誤り、保管期間を最大で18日間過ぎたワクチンを9月4日と18日に、接種対象となる5~11歳の子ども、合わせて31人に接種していたという。
由利本荘市によると、今のところ健康被害は確認されていないという。