＜2022年9月11日 DeNA 1-0 ヤクルト ＠横浜スタジアム＞
王貞治さんが持つ日本人最多、シーズン55本塁打に、あと2本と迫る4番・村上宗隆（22）注目の第1打席。DeNA先発は、今シーズンすでに10勝を挙げている大貫晋一（28）。「対策は練ってきた」と話すDeNAバッテリーの徹底されたアウトコース攻めで追い込まれると、最後はインコースのスライダーに反応できず、最初の打席で快音を響かせることはできない。
4回の第2打席では、6球目捉えたあたりもレフトフライ。DeNAバッテリーの試行錯誤の攻めに打ちあぐねる。
するとその裏、ここまで0を並べる先発・小川泰弘（32）がこの日初めてのピンチを招き、迎えるは6番・ソト（33）。「とにかく攻める気持ち」と強気のピッチングで先制点を与えない。
ピンチを切り抜けた小川はその直後、今度はバットで見せる。ここまで、わずか2安打と抑え込まれていた大貫から先制タイムリー。自らを援護する一打を放つ。
豪快な一発に期待がかかる村上の第4打席だったが、DeNAバッテリーは村上との勝負を避け、フォアボール。この日はノーヒットに終わる。
そしてヤクルトが1点リードのまま迎えた9回。セーブ数・リーグトップの守護神・マクガフ（32）が一打同点のピンチを招くと、対するは6番・ソト。ソトの放ったあたりをサード・村上がジャンピングキャッチ！バットでは快音聞かれずとも、守備でチームを救った村上。ヤクルトにマジック「11」が再点灯した。
■責任投手
【勝投手】小川（7勝8敗）
【敗投手】大貫（10勝7敗）
【セーブ】マクガフ（36セ）
■バッテリー
【東京ヤクルト】小川、清水、マクガフ ‐ 中村
【横浜DeNA】大貫、伊勢、山﨑 ‐ 嶺井、伊藤
■本塁打
【東京ヤクルト】
【横浜DeNA】
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