反対車線から向かってきたのは、なんと盗まれた自分の車でした。
1日の未明、駐車場に現れた2人組。他の車には目もくれずにカバーの掛かった、ある1台のもとに…。
タイヤロックを外し、カバーをめくるとヘッドライトが点灯。終始、慣れた動きでまんまと車1台を盗んでいきました。
自動車盗難の被害者:「ここ数カ月、川崎・横浜中心に私が盗まれたものと同じ車種が盗難に遭っておりますので、狙われてしまったのかなと思っています」
ここ最近、頻繁に盗難のターゲットになっている車種とは、90年代に人気を博したスポーツカー「スープラ」です。
被害者が5年程前に購入した時の価格は250万円。海外でも人気があり、生産から20年以上経過していますが、現在は購入時の2倍の値段で売買されるほど人気だといいます。
自動車盗難の被害者:「近隣の方が車の音が聞こえたのを不審に思い、駐車場を確認して下さいました」
「車が盗難された」と近隣の方から連絡が入り、数キロ離れた自宅にいた車の持ち主は急いで駐車場へ。するとその途中、反対車線から向かってきたのは真っ赤なスポーツカー。自分の愛車のスープラでした。
自動車盗難の被害者:「すれ違った瞬間に自分の愛車が他人の手によって運転されておりまして、頭が真っ白になったというのが率直な気持ちです」
被害者は警察に通報し、被害届を提出しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp