エンゼルスで二刀流として大活躍中の大谷翔平選手。
今季は2桁勝利、2桁本塁打を放ち、104年ぶりとなる偉業を達成しました。
先日、こちらの動画でもご紹介させて頂きましたが、大谷選手はチームメイトからプレーの面だけでなく「メンタル面」を賞賛されています。大舞台で力を発揮できる能力であったり、日々の野球に対する取り組み姿勢が素晴らしいと賞賛されています。
マイク・トラウト選手は、大谷選手について次のように語っています。
「2018年に彼がメジャーに来たばかりの時、僕も彼を一目見て、大谷が本物だと分かったよ。僕は大谷のメンタル面がとても素晴らしいと思う。それは人々が見ていない部分じゃないかな。」
同じくエンゼルスのチームメイトで、大谷選手より3歳年下のブランドン・マーシュ外野手は、目を輝かせながら次のように語っています。
「ショウヘイはとてもプロフェッショナルなんだ。自分がもっとプロフェッショナルになるために、彼から多くを学んでいるよ。
舞台裏にはいろんなことがある。フィールド外でも多くのことがあるんだ。練習への取り組み方や、休日の過ごし方、体のケアの仕方といったことだね。ショウヘイは芸術品だよ。あれだけ優れているのには理由があるんだ」
また、ジャレッド・ウォルシュ選手は次のように語っています。
「2021年のショウヘイは本当に驚異的だった。自分を完璧にコントロールして、こっちが少しは休んだ方がいいと思うぐらいに働いたんだ。
いつウエイトをやって、いつブルペンに入って、いつ打撃練習をするかを自分で完全に管理していた。それは簡単なことじゃないし、それができるからこそ、彼は特別なんだ。」
このように、チームメイトは口を揃えて「彼のメンタルがすごい」「自己管理能力がすごい」と大谷選手のメンタル面について絶賛しています。どんなに活躍しても自分のやるべきことをしっかりとこなし、誰よりも努力しているからこそ、高いパフォーマンスを維持し続けることができるのでしょう。
そして大谷選手の活躍は、脳科学者たちも注目しているようです。脳科学者の加藤俊徳氏は、研究結果を交えながら大谷選手について次のように語っています。
「最新の研究では、脳は高い目標を掲げるとそれに適応し、達成に向けて成長することがわかっています。筋力と同じように脳も強くなっていく。
大谷選手は『二刀流を成し遂げる』という目標を掲げたからこそ、脳もそれに最適化し、同時に脳のコントロール下にある肉体も、二刀流にあわせた反応力を身に着けていった。自分自身の基準を持って道を選び取るということは、それほど重要なのです」
現在大谷選手が二刀流で大活躍をしているのは、「世界一の野球選手になる」と目標を掲げたこと、そしてそのために二刀流という道を選択したことが、良い影響をもたらしたようです！
さて、今回の動画ではそんな大谷選手の「最強のメンタル」について、専門家の意見を交えながら考察していきたいと思います。
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