8月15日、参院選の公示前に特定の候補者への投票を呼びかけて罰金の略式命令を受けた徳島県美馬市の市長が辞職しました。
徳島県美馬市の藤田元治市長(60)は、参院選の公示前だった今年6月中旬、市の職員27人に対して比例代表で再選した自民党の足立敏之氏のパンフレットを配って投票を依頼した公職選挙法違反の罪で略式命令を受け、罰金30万円を納めています。
藤田市長は、市議会に辞職願を提出していましたが、8月15日の臨時議会で承認されたということです。
(徳島県美馬市 藤田元治市長)
「無念な気持ちでいっぱいでございますが、しかしながら私が行った軽率な行為は恥ずべきことでございますし、しっかりと反省しなければならないと思っております」
美馬市の選挙管理委員会によりますと、8月16日から50日以内に次の市長を決める選挙が行われるということです。
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