旧統一教会と国会議員の関係が問題視されるなか、地方議員と教団のつながりが新たに浮かび上がってきました。北海道の市議会議員が40年以上にわたり、支援を受けていたと証言しました。
もう、隠そうともしなくなっています。
帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議(73):「(Q.今後どうでしょう(選挙支援の)お願いをまた?)僕は、僕はするよ」
そう話すのは、帯広市の清水市議会議員。
旧統一教会の機関誌をめくると、そこには当時の教団会長・徳野英治氏の両脇でピースサインをする2人。右が清水議員で、左は息子の拓也道議です。
帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議:「僕くらい深く入っている人間はいないから誰も…。もう本当に選挙で応援してくれてるなあと…」
本人によれば旧統一教会や、その関連団体との付き合いは40年以上。事務所スタッフの派遣などの協力を得てきたといいます。
帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議:「僕なんかは皆の選挙のために必要なものについては皆に頼んで歩くから。皆とは勝共連合の人たち…。帯広に限らずどこにも頼みに行く」
霊感商法や献金を巡るトラブルについて清水市議の認識は、こうです。
帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議:「霊感商法があったとかいう時代も僕、知っている。(周囲では)ああいうものについて一切聞いたことない、言われたこともないし…。霊感商法というのは勝手にマスコミが造語しただけの話だけど…」
マスコミの造語なのでしょうか。
紀藤正樹弁護士:「本当に彼らは反省と言いながら相変わらず同じことを続ける。霊感商法とか違法な献金と言われるものは、いまだに続いている」
息子の清水拓也道議は…。
自民党・道民会議、清水拓也道議:「(Q.2016年に教団関連のイベントに出席した?)…」
教団と政治家の蜜月。
政治家にとってのメリットが選挙応援ならば、教団側のメリットは果たして…。
山口広弁護士:「統一教会は政治家に食い込んで、警察や行政が積極的に動かないように政治家から圧力を掛けてもらうための政治工作をするのが統一教会の非常に重要なミッションになっている」
清水市議に今後について聞きました。
帯広市議会(自民会派)・清水誠一市議:「(Q.今後どうでしょう(選挙支援の)お願いをまた?)僕は、僕はするよ」
もう、取り繕おうともしなくなっています。
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