経済制裁でロシアの自動車産業は崩壊状態 9割超減(2022年6月30日)

経済制裁でロシアの自動車産業は崩壊状態 9割超減(2022年6月30日)

 西側諸国の厳しい経済制裁を受けるロシアで乗用車の生産が実質的に停止しました。5月の生産台数は前の年に比べ9割以上減少したことが分かりました。

 ロシア連邦統計局のデータによりますと、今年5月にロシア国内で製造された乗用車はわずか3万7000台で、去年5月と比べて96.7%減ったということです。

 プーチン大統領は16日、ロシア国内の自動車産業の支援策を打ち出すよう指示をしています。

 欧米の自動車メーカーの撤退を受け、ロシア国内の技術を中心に自動車産業を維持させる方針ですが、製造コストは3割ほど増加していると指摘されています。

 また、ロシア経済開発貿易省によりますと、ロシアの5月のGDP(国内総生産)は前の年に比べて4.3%減で減少傾向が続いています。
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