岐阜県高山市の乳がん検診で通知ミス。「要精密検査」なのに「異常なし」と伝えていました。
高山市によりますと、乳がん検診を委託している高山赤十字病院で、2020年度と昨年度に乳がん検診を受けた406人のうち3人に、「要精密検査」と伝えるべきところ「異常なし」と通知していたことがわかりました。
これは、ことし4月に病院を受診した40代の女性からの問い合わせで発覚。
高山市と病院は、誤って通知した3人に謝罪しました。
また、精密検査の結果、1人は異常なし、2人は6か月から1年の「経過観察」でしたが、治療の遅れなどの健康被害は認められませんでした。
医師が判定結果を写し間違えたのが原因で、市と病院は今後は、ダブルチェックをす るなどして再発防止に努めるとしています。