厳しいコロナ対策が続く中国の北京では、商業施設の入り口にパスポートなど身分証を使って健康データを表示する機械が登場しました。
先週、北京では一日あたりの感染者数が100人に迫りましたが、30日には18人まで減少しています。
市内最大の350万人が住む朝陽区では29日、多くの業種への休業指示が3週間ぶりに解除されました。
営業を再開したデパートを訪れると入り口に見慣れない機械が設置されています。
この機械では感染リスクのある地区の訪問歴や、ワクチンの接種記録などが大きな文字で表示され、効率的にチェックできるということです。
市内では100カ所を超える地区の封鎖が続き、飲食店の店内営業も禁止されたままで経済活動の回復にはまだ時間が掛かりそうです。
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