国際テロ組織「日本赤軍」の重信房子元最高幹部が、懲役20年の刑期を満了し28日朝、出所しました。
重信房子元最高幹部:「見ず知らずの無辜(むこ)の人たちに対しても被害を与えたことがありました。そのことについては、古い時代とはいえ、この機会におわびします」
日本赤軍の重信房子元最高幹部(76)は、1974年にオランダ・ハーグのフランス大使館で大使ら11人を人質に取り、警察官に対する殺人未遂などの罪で懲役20年の判決を受け、服役していました。
刑期を満了し、28日朝、長女や支援者たちに迎えられ、都内の医療刑務所から出所しました。
重信元最高幹部は2001年に日本赤軍の解散を宣言していますが、警視庁公安部関係者は「服役中での解散宣言の効力には疑問が残る」としています。
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