米テキサス州南部ユヴァルディの小学校で24日、銃撃事件があり、多数の生徒や職員が死亡した。
これを受けて、クリス・マーフィー上院議員(民主党)は連邦議会上院で演説し、「いったい我々は何をしているんだ」と同僚議員に強い調子で呼びかけた。マーフィー議員の地元コネチカット州では2012年にサンディー・フック小学校で乱射事件があり、20歳の実行犯に生徒・職員が計26人殺害された。そのうち20人は5歳や6歳の幼い生徒だった。
マーフィー議員は今回の事件を受けて、「我々は何のためにここにいるんだ。存亡の危機にかかわるこれほどの問題を解決するために、ここにいるのでないなら。この事態は、避けがたいものではない」と他の上院議員に訴え、銃規制の強化に協力するよう「懇願」すると述べた。
「この子供たちは運が悪かったわけじゃない。このようなことは、この国でしかおきない。小さい子供たちが、今日学校で撃たれるかもしれないと思いながら学校に行くなど、この国だけだ。しかもそれを、私たちは選んでそうさせている」と、議員は強調した。
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