政治の世界でのハラスメントを根絶しようと福岡県議会が制定を進めている、都道府県レベルで初となる条例案の内容が明らかになりました。
23日、条例案の検討会が開かれ、福岡県議会の4つの会派の代表がハラスメント根絶のための素案について意見を交換しました。
この条例は、議員同士でのパワハラやセクハラのほか、選挙で有権者から体を触られたり、侮辱的な発言を受けたりするいわゆる“票ハラスメント”などを防止するため、福岡県議会が制定を目指しているものです。
議会内に窓口を設置し、県議のみならず秘書や市町村議員、立候補予定者からもハラスメントの相談を受け付けることなどが盛り込まれていて、制定されれば都道府県レベルで全国初となります。
自民党県議の吉村悠座長は「女性含めて若い人たくさんの人たちが政界進出して頂くことが一番」
今後意見公募を実施した後、6月の県議会に提案する方針です。