就任後、初めてアジア歴訪中のアメリカのバイデン大統領は22日午後、東京に到着します。アメリカ大使館前から報告です。
(布施哲記者報告)
バイデン大統領は午後まで韓国での日程をこなした後、夕方には都内に到着する予定です。
23日からは午前中に皇居で天皇陛下との面会を終えた後、岸田総理大臣との日米首脳会談に臨みます。
主なテーマは安全保障と経済の両面で、中国への対抗策を固めることになります。
具体的には、中国の半導体に依存しない方策を話し合うほか、中国の経済的な影響力に対抗するため、日韓と東南アジアを巻き込んだアメリカ主導の新たな経済的な枠組みを立ち上げます。
また、台湾有事を念頭に核戦力など中国の軍事力への懸念も共有します。
世界中の注目がウクライナ情勢に集まるなか、今回の訪日はアメリカにとっての最重要課題が、あくまでも中国との向き合い方にあるというメッセージを伝えることになります。
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