当選から5日、早くも自民党入りが決まりました。自民党は11月5日、先日の衆院選・静岡5区で当選した細野豪志さんの入党を認めました。
<細野豪志氏のツイッター>「本日、自由民主党への入党を認めて頂いたとの連絡を頂きました」
自身のツイッターを更新した細野さん。自民党本部が入党を認めたことを受け、さっそく”自民党議員”としてつぶやきました。
2年前から自民党の二階派に所属するなど自民入りを目指していた細野さんは、今回の選挙には無所属で出馬し、自民党公認の吉川赳さんに約6万6000票の大差をつけて当選しました。
<細野豪志氏>「選挙で明確に意思表示しましたし、あとは党の幹部にもその意向は伝えてありますので、その判断を待ちたいと思います」
翌日には「自民党支持層からも6割の支持を得た」として入党に自信をみせていましたが、実際、当選からわずか5日で自民党入りが決まりました。
<細野豪志氏のツイッター>「自民党の党勢拡大に取り組むとともに、わが国と地元・静岡のために全身全霊を傾けます」
一方、敗れた吉川さんも比例で復活当選しているため、細野さんの入党が決まったことで”静岡5区に自民党議員が2人”という異例の事態が生まれることになります。この党本部の判断に吉川さんは。
<吉川赳氏>「どういう手続きでのことか、まだつい先ほどで伺っていませんので、私としてきょうコメントすることは特にございません。(細野氏が自民党に入ってしまうことへの受け止めは?)自民党もかなりの数の議員がおりますので、特に一人を意識してということは、私としてはございません」
自民党県連は。
<自民党県連 野崎正蔵幹事長>「我々も選挙前と選挙後の状況の変化がある。入党を認めるという方針を決定したことを厳粛に受け止めている」
地元選挙区では細野さんの自民党入りを反対する声が根強かっただけに、今後の混乱も予想されます。
#オレンジ6 11月5日放送