北朝鮮の軍事的挑発や中国の影響力が強まるなか、アメリカのバイデン大統領は大統領就任後、初となる韓国と日本への訪問に向けて出発しました。
バイデン大統領は19日、大統領専用機に乗り込み、韓国に向けて出発しました。
10日に就任したばかりの尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との会談が予定され、核実験の再開などの懸念が高まっている北朝鮮対応などについて協議する見込みです。
22日には日本を訪れ、岸田総理大臣らと会談する予定のほか、日米にインドとオーストラリアを加えた4カ国の枠組み「クアッド」の首脳会談にも臨みます。
バイデン政権が重視するインド太平洋地域で中国が影響力を強めるなか、大統領就任後、初めて日韓を訪問することで、同盟関係のさらなる強化を打ち出して抑止力を高めたい考えです。
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