北朝鮮は金正恩総書記が出席して重要会議を開き、新型コロナウイルスの感染状況について、「好転している」との認識を示しました。
朝鮮中央テレビは18日午前、朝鮮労働党の最高幹部らによる会議が17日に開かれ、金正恩総書記が指導したと伝えました。金総書記は「国家の危機対応能力の未熟さや幹部の非積極的な態度・緩みが 初期対応の複雑さを増大させた」と指摘しました。
一方で、会議では現在実施している国家非常防疫政策の正当性や科学性を認め、感染状況について「好転している」との認識が示されたということです。
北朝鮮の発表では17日午後6時までの1日で新たに確認された発熱者は約23万人で、発熱者は2日連続で減少したとしています。
金総書記ら出席者は会議の間、マスクを着用しておらず、感染状況が改善しているとアピールする狙いもあるものとみられます。
(2022年5月18日放送)
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