北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに落下したとみられます。防衛省からの情報として海上保安庁が発表しました。落下した場所など詳しいことは分かっていません。
海上保安庁は船に対して今後の情報に注意するとともに、落下物を見つけた時は近付くことなく、通報するよう呼び掛けています。
韓国軍によりますと、10日の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任後としては初めてで、詳細をアメリカと韓国の情報当局が分析中です。
北朝鮮は7日にもSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル1発を発射しています。
日米韓の3カ国は10日の尹大統領就就任や今月下旬のアメリカ、バイデン大統領の訪日と訪韓を控え、北朝鮮によるミサイル発射や核実験の実施などへの警戒を続けていました。
このタイミングでの発射は新大統領の誕生で対北朝鮮で結束を強めるアメリカと韓国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。
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