最新!「介護ニュース」「医療ニュース」健康診断の費用相場 精密検査や生活習慣病健診は?

最新!「介護ニュース」「医療ニュース」健康診断の費用相場 精密検査や生活習慣病健診は?

健康診断の費用相場
■一般健診

「一般健診」と言われるものは、だいたい9000円~1万円程度です。

内容は13項目。

1:既往歴、喫煙歴、服薬歴、仕事内容の調査
2:自覚症状、他覚症状の有無の検査
3:身体検査(身長、体重、腹囲)
4:視力
5:聴力
6:血糖検査
7:貧血検査
8:血圧検査
9:血中脂質検査
10:肝機能検査
11:尿検査
12:胸部レントゲン
13:心電図

一般健診の内容はこの程度です。

さらに、眼圧、膵臓機能、腎機能、便潜血、呼吸器、循環器、消化器系の検査を加えた「生活習慣病健診」は2万1600円程度です。

これに加え、エコー検査、B型・C型肝炎検査、腫瘍マーカー、喀痰検査を追加した「総合健診」で5万円程度です。

■精密検査

その他、精密検査についてご紹介しましょう。

胃カメラの検査は、1万5千円ですが、胃の疾患のある方は、3割負担で5000円です。胃の粘膜を検査する生検は1か所につき4000円程度追加でかかります。

全大腸内視鏡検査は、3万円。頭部、腹部CTは、それぞれ3万円。MRIは5万円。腹部エコーは5000円。

女性特有の検査では、マンモグラフィーは5000円。子宮がん検査は5000円。自覚症状に合わせて、セレクトして検査することをお勧めします。

人間ドックでは
 1日コースで、5~10万円。
 2日コースで、10万円以上。
 脳ドックで、5~8万円です。

自治体で行う無料検診を活用しよう
自己負担すれば、この程度健診費用はかかってきますが、30歳以上など、年齢に応じて、行政の方から無料健診を行っています。

各自治体で必ず行っていますので、これを有効活用されることをお勧めします。たいていは無料です。別途料金がかかっても、オプションをつけても1項目1000円程度です。

各市町村の広報などで確認されてはいかがでしょうか?

国民健康保険にご加入の方は人間ドックの費用を一部負担してくれる市町村もありますので、ぜひチェックしてください。

仕事をされている方は、会社で必ず健康診断を年1回は受けておられると思います。

40歳以上を過ぎて、病院に行くほどでもないけど、何か体に異変を感じておられるような方は、必要な検査だけでも受けておかれると早期発見につながると思います。

又、各医療機関で健診を行っていますが、各施設によって多少金額が異なりますので、ご自分の行ける範囲の医療機関で、どこが安いかを検討されて受けることをお勧めします。

ちょっと金額が上がっても、優雅に健診を受けたいという方は、まるで、ホテルに泊まっているかのような待遇を受けられる医療機関もありますので、年に1回、旅行気分で健診を受けるのも良いかもしれませんね。

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