「対ドイツ戦勝記念日」を迎えたロシアでは、首都モスクワで軍事パレードが開催され、9日にプーチン大統領が演説を行いました。そのロシアの戦勝記念日の式典を受けて今後、戦況はどう変化していくのでしょうか。ウクライナ・キーウから報告です。
(大平一郎記者報告)
ウクライナの現地メディアから新しい情報が入ってきました。ロシア軍がほぼ全域を掌握したウクライナ東部のマリウポリで、ロシア側が比較的小規模なパレードを行ったということです。
このパレードには親ロシア派の幹部プシリン氏も参加しているといいます。
また、ロシア軍に占領されている南部のヘルソンでもロシア側の集会が行われました。
ウクライナメディアによりますと、ロシア軍の兵士やクリミア半島から動員された市民も参加しているということです。
また、プーチン大統領の演説に関してウクライナ政府からの正式なリアクションはまだないのですが、ゼレンスキー大統領の顧問がSNSに投稿していて、プーチン大統領がNATO(北大西洋条約機構)やウクライナがロシアを攻撃しようとしているということに関しては、あり得ないというふうに全否定する投稿を行っています。
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