イギリスのエリザベス女王は健康上の問題を理由に、議会の開会式を欠席しました。女王に代わってチャールズ皇太子が議会で演説を行いました。
イギリスでは議会の開会にあたって伝統的に女王が政府の施政方針演説を読み上げます。
10日から始まった議会にもエリザベス女王(96)が出席する予定でしたが、イギリス王室は9日、女王に「一時的な移動の問題」があるとして、医師と相談した結果、出席を見合わせると発表しました。
開会式ではチャールズ皇太子が玉座に座り、女王に代わって施政方針演説を読み上げ、ウィリアム王子も初めて出席しました。
女王が議会の開会式を欠席するのは妊娠中だった1963年以来59年ぶりのことで極めて異例です。
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