「ゆっくり休んでね」シャンティへの献花台を設置 人気者との永遠の別れ惜しむ 日本平動物園で半世紀暮らしたゾウ(静岡県)

「ゆっくり休んでね」シャンティへの献花台を設置  人気者との永遠の別れ惜しむ  日本平動物園で半世紀暮らしたゾウ(静岡県)

静岡県静岡市の日本平動物園の人気者ゾウの「シャンティ」が天国に旅立ってから2日。きょう5月7日から、園内には献花台が設けられ、たくさんの人が別れを惜しんでいました。

ゾウ舎前にできた献花台。日本平動物園の人気者として多くの人に愛された「シャンティ」との別れを惜しむため、園が設けました。

来園者
「悲しいです。昔から見ていた思い出を大切にしたい」

メスのアジアゾウ「シャンティ」は、1970年、1歳の時にインドから日本平動物園にやってくると50年以上、この場所で暮らしてきました。

しかし、おととい5月5日朝、老衰のため、この世を去りました。53歳でした。

動物園には、開園と同時にシャンティの死を知った人が多く訪れ、献花台の前で手を合わせ、人気者の冥福を祈りました。また、静岡市の田辺信宏市長も花を手向けていました。

来園者
「ちょっと前に見に来た。その時はシャンティは元気だった。ゾウとしてもう一回生まれてきて欲しい」
「ゆっくり休んでね」

この献花台は、1か月ほど、設置されるということです。

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