アメリカの連邦最高裁が人工妊娠中絶をする女性の権利を認めた判決を覆す可能性が高まったことを受け、全米各地で抗議活動が行われています。
女性が妊娠中絶をする権利を認めた1973年の判決を連邦最高裁判事の過半数が覆す意見書をまとめたと一部メディアが報じ、最高裁は3日、文書は本物だと認めたうえで、最終的な立場を示すものではないと強調しました。
首都ワシントンでは、中絶の権利を擁護する大勢の人たちが集まり、抗議の声を上げました。
妊婦:「出産を強制する考えは、私にとって道徳に反するのです」
女性:「妊娠のどの段階であろうと、自分の体に関する医療上の選択をする権利があると信じている」
抗議活動は全米各地に広がっていて、今後、国を二分する議論になりそうです。
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