韓国で検察の捜査権を大幅に制限する法案が可決されました。来月に退任する文在寅(ムン・ジェイン)大統領を検察の捜査から守る狙いがあるとみられます。
韓国の国会で30日、与党「共に民主党」が目指す検察改革に関連し、検察の捜査権を大幅に制限する法案が与党による強行採決で可決されました。
関連する別の法案も来月3日に可決され、文大統領の退任前に臨時閣議を開き滑り込みで公布される見通しです。
韓国では歴代大統領が退任後に逮捕・起訴されるなどしてきたため、韓国メディアからは退任後の文大統領への「報復捜査」をかわすため、与党が法改正を強行したのではとの指摘が出ています。
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