ロックダウンが長引く中国の上海では、幹部が市民の暮らしぶりを視察する際に大量の食糧が運び込まれたとの指摘が上がり、批判が殺到しています。
19日にSNSに投稿された写真はロックダウンが行われている上海の住宅を副市長が視察に訪れた際の様子です。
部屋の冷蔵庫や机の上には大量の食糧が置かれています。
上海では多くの市民が食糧の確保が難しいと訴えていて、この視察を巡り「直前に食糧が用意され冷蔵庫に詰め込まれた」との指摘が出ています。
SNSには「視察がデタラメなことは知っていたが、これはやりすぎだ」「食糧をもらえるなら我が家も視察を歓迎する」といった批判や皮肉が相次いで投稿されています。
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