外国為替市場でおよそ20年ぶりの円安水準になっているなか、日銀の黒田総裁は18日、過度な円安は日本経済にマイナスだという認識を示しました。
日銀・黒田東彦総裁:「過度に急激な変動は不確実性の高まりを通じて、マイナスに作用するということも考慮する必要がある」
黒田総裁は衆議院の委員会で現在の為替相場は急速な変動だとしたうえで、輸入価格が上昇している現在の円安は、家計などへの負担が大きいと述べました。
ただ、円安が経済全体としてはプラスという評価を変えたわけではないとしています。
黒田総裁の発言の後、外国為替市場では円が買い戻され、一時、126円台前半を付ける場面がありました。
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