立憲民主党は、夏の参議院選挙に向けて党の略称を「民主党」にする方向で最終調整に入りました。一方、国民民主党の榛葉幹事長は立憲側が「かぶせてきた」と批判しました。
立憲民主党は参議院選挙の比例代表で使う略称を「民主党」にする方向で、来週、地方議員などの意見も聞いたうえで正式に決める見通しです。
国民民主党・榛葉賀津也幹事長:「向こう(立憲)からすれば小さい党だからかもしれませんが、公党が国会内でも選挙でも略称をずっと民主と使ってきたものを、第1党(立憲)がそれにかぶせてくるというのは大変残念」
国民民主党の榛葉幹事長は「我々はずっと略称『民主』だ」と主張し、略称を巡る協議を立憲側が一方的に打ち切ったと不快感を示しました。
去年の衆議院選挙では両党とも「民主党」の略称を使い、どちらに投票したか分からない票が全国で約362万票に上り、得票数に応じて比例配分されました。
今回の参議院選挙でも同じ略称になる可能性が高まっています。
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