ロシアのプーチン大統領はウクライナとの停戦協議について、ウクライナ側がこれまでの合意事項を覆したために行き詰まっていると批判しました。
プーチン大統領は12日、ベラルーシのルカシェンコ大統領との共同会見で、ウクライナ側が先月のトルコでの停戦協議で合意した内容とは異なる要求を始めたため「交渉は手詰まりの状況に戻ってしまった」と非難しました。
親ロシア派が実効支配するウクライナ東部のドンバス地方やロシアが一方的に併合したクリミア半島について、ウクライナは安全保障の面で関与しないというこれまでの合意事項が覆されたと主張しています。
また、ウクライナのブチャでロシア軍が多数の民間人を殺害したと非難されていることについては「フェイクニュースだ」と述べ、停戦協議の妨げになっているとの認識を示しました。
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