ロシア軍に包囲されて激しい攻撃にさらされているウクライナ南東部のマリウポリで、これまでに3000人以上の市民が死亡した可能性が出ています。
国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は21日、マリウポリ市の幹部の話として、ロシア軍の侵攻開始から3000人以上の市民が死亡した可能性があり、現時点で少なくとも20万人が市内にとどまっていると伝えました。
ヒューマン・ライツ・ウォッチはマリウポリを包囲するロシア軍に対し、市民の生存に不可欠な水や食料、医薬品へのアクセスを直ちに保証し、市民が安全に避難できるよう求めています。
そのうえで、戦争の手段として市民を飢餓に追い込むことは「戦争犯罪」だと訴えました。
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