ウクライナのコルスンスキー駐日大使は15日、東京都内でウクライナの食料危機を支援するための会合に出席し、多額の寄付をよせる日本に感謝の意を示しました。
ウクライナのコルスンスキー駐日大使「我々は日本に感謝している。毎朝銀行から報告を受ける。17万5000人もの日本の人たちが、45億円を上回る寄付をしてくれていると報告を受けた」
ウクライナの食糧危機を支援する会合に参加したコルスンスキー駐日大使はこのように述べ、多額の寄付をよせる日本に感謝の意を示しました。
一方、およそ20万人が避難できずに取り残されている南東部の都市マリウポリについては、
コルスンスキー駐日大使「ほぼ壊滅状態です。水も食料も薬もありません。ロシアはこの街に食料を送ることを許さなかったのです」
その上で、「ロシア軍が、奪った食料を食べている」と非難しました。
こうした中、民間企業の立場から支援を行うWFP協会会長で日清食品の安藤社長は、日本企業としての支援金額の目標について「10億円規模」と表明しました。
また、与野党の議員らによる国会議員連盟は、国外に避難する人への継続的な支援を政府に強く求める決議を採択しました。
(2022年3月15日放送)
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