ロシアへの経済制裁の余波が海外にも広がっています。東南アジアのタイではロシア通貨の両替を拒否する店も出てきています。
両替所スタッフ:「(ルーブルを)受け取ってしまうと、後で売れなくなるので。今の状況は戦争のようなものでしょう」
タイの観光地パタヤではロシアの通貨・ルーブルの相場の乱高下を受けて、ルーブルの両替の受け付けを取りやめる店舗が出てきています。
パタヤをはじめとしたタイのリゾート地には長期滞在しているロシア人の観光客も多く、タイ当局によりますと、ロシアに戻る直行便の運航停止の影響で数千人が国内に足止めされているということです。
アメリカの大手クレジットカード会社がロシアでの業務を停止したことからカードの利用ができなくなり、現地に滞在するロシア人がホテルの費用などを支払えなくなるケースも出てきています。
タイ当局は通訳を手配してコールセンターを設置するなど対応にあたっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp