ロシアの侵攻によってウクライナから国外へ避難した人の数は250万人を超えました。大勢の人が避難しているウクライナとポーランドの国境の街・メディカから報告です。
(金井誠一郎記者報告)
200メートルほどの場所に国境があります。
画面の奥から歩いて来る人々の多くが避難されてきた人たちです。
現在の気温は3度で晴れてはいますが、朝と夜はかなり冷え込みが強まります。
マイナス10度近くになることもあり、医療関係者の人に話を聞いたところ、2日前には10キロほど歩いて国境を渡ってきた子どもが凍傷となってしまい、手の指を切断することもあったということです。
皆さんはスーツケース1つやバッグ1つといった最低限の荷物で国境を渡っていて、満足な防寒具は持っていません。
特に子どもにとっては過酷な状況となっています。
(Q.避難者が増え続けるなか、ポーランドだけでは受け入れが難しくなってきているということだが、ヨーロッパなど他の国からの支援というのは入っているのか?)
ドイツやチェコ、スウェーデンといった国から来た医師が避難者の診察を行っています。
そして、ボランティアとしてもヨーロッパ以外にもアメリカや中国などからたくさんの人がこの場所に集まり、食料や衣服の支援を行っています。
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