ウクライナ侵攻で台湾有事が注目されるなか、アメリカ国防総省の高官は9日、中国による台湾侵攻の脅威が近年で最も高まっているという認識を示し、同盟の強化で抑止を目指すと述べました。
アメリカ国防総省・ラトナー国防次官補:「我々は中国の台湾への侵攻を抑止し、防ぐことを目指している。台湾の防衛、米国とのパートナーシップ、そして民主主義諸国からの支援の増加によって」
ラトナー国防次官補は9日、中国が台湾に侵攻する脅威が近年で最も高まっているという認識を示しました。
そのうえで、日本など同盟国との連携をさらに強化することが重要だと強調しました。
バイデン政権は、インド太平洋地域に対して安全保障や経済的な関与を強めることで、アメリカ単独ではなく同盟国などとともに中国に対抗し、台湾侵攻を抑止したい考えです。
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