日経平均株価は一時900円以上、下落して今年の最安値を更新しました。
(経済部・平元真太郎記者報告)
ウクライナ情勢の混迷と原油の急騰で、東京株式市場は世界からの激しい売り圧力にさらされています。
日経平均株価の7日午前の終値は、先週末より819円安い2万5166円で取引時間中の最安値を大幅更新しています。
ウクライナの緊張の高まりとアメリカのブリンケン国務長官がロシア産原油の輸入禁止措置を検討していると表明した影響です。
原油の価格はニューヨーク市場で先物価格が一時1バレル=130ドルを超え、東京市場でも13年半ぶりの高値水準を記録しています。
また、金の価格も1グラム8000円を超え、史上最高額を更新しています。
市場関係者からは未体験ゾーンだという困惑の声も聞かれ、インフレ問題も抱えた株式市場は不安定な値動きが続きそうです。
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