アメリカ国防総省は、ロシアによるウクライナ侵攻への懸念の高まりを受け、およそ3000人の部隊をポーランドへ追加で派遣することを命じました。
国防総省高官によりますと、オースティン長官は11日、幅広い緊急事態に対応するため、アメリカ本土の部隊およそ3000人に対してポーランドへの追加派遣を命じたということです。
この部隊は来週初めにもポーランドに到着予定で、すでに決まっている1700人のアメリカ軍に合流し、東ヨーロッパの防衛態勢を強化することになります。
また、オースティン長官はそのポーランドやドイツなどNATO=北大西洋条約機構に加盟する6カ国の国防相と電話で会談し、アメリカ軍の追加派遣を踏まえ、NATOの防衛にアメリカが強く関与する姿勢を示したものとみられます。
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