自民党石川県連は8日、役員会を開き、3月に投開票が行われる知事選について、自主投票とすることを決めました。3月に行われる知事選をめぐっては、自民党の馳浩・前衆議院議員と山田修路・前参議院議員が立候補を表明し、それぞれ自民党県連に推薦願を出していました。県連が進めていた候補者の一本化調整は不調に終わり、前回の会合では自主投票か、どちらか一方の推薦かで意見が分かれていました。8日の役員会では、馳氏、山田氏、それぞれを推す声があることから、推薦を一人に絞るのは難しいと判断、馳氏、山田氏をそれぞれ支持し、自主投票とすることを決めました。自民党所属の前国会議員2人による知事選が決定的となり、今後、自民分裂の激しい選挙戦が展開されることになります。