鹿島は、米国のドーム・テクノロジー社との技術提携を結び、多様なドーム型構造体を構築できる「KTドーム工法」を開発した。施工中に天候の影響を受けにくく、工期短縮や建設コスト低減につながる。山口県周南市の貯蔵サイロ建設工事に適用している。 KTドームは、工場製作したドーム型ポリ塩化ビニル(PVC)膜に空気を送り込んで膨らませ、これを型枠として内側からコンクリートを吹き付けることで躯体を構築する。PVC膜が塩害から躯体を守るため、沿岸部でも高い耐久性を発揮し、ドーム内側に吹き付けた断熱材が外部の熱を効果的に遮断するため…
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